帽子は、子供の頭を紫外線や寒さから守ってくれる、お出かけ時の必須アイテムのひとつ。でも、乳幼児は成長が早く、すぐに頭の大きさが変わるので、サイズ選びが難しいですよね。
そこで今回は、子供・赤ちゃんの帽子サイズの選び方をご紹介します。頭囲の測り方や、年齢・月齢別のサイズ目安表、季節別のおすすめ商品など、役立つ情報が満載です!
Contents
まずは子供・赤ちゃんの頭のサイズを測ろう
お子さんに帽子を購入するときは、頭の大きさに合ったものを選ぶことが大切です。小さすぎると頭を締め付けてしまいますし、大きすぎると、かぶっているうちにズレて、視界を妨げてしまう可能性も。
実際にかぶらせてみるのがベストではありますが、ネットショップで購入する場合は難しいですよね。そんなときは、お子さんの頭囲を測り、その数値を参考にして選ぶ方法がおすすめです。ここでは、頭囲の測り方を詳しく解説します。
頭のサイズの測り方
製品タグに記載されている「〇cm」という数字は、おでこ部分の円周のことです。ただし、まっすぐかぶるときと、斜めにかぶるときでは、円周が変わってきます。そのため、キャップにするかニット帽にするか迷っているなど、デザインが決まっていないときは、2か所の円周を測っておくと良いでしょう。それぞれの測り方を、以下にまとめました。
・まっすぐかぶるとき(キャップ、ハンチング、ハットなど)
おでこの中央部の一番出っ張っている部分から、後頭部の一番出っ張っているところを一周します。
・斜めにかぶるとき(ニット帽、ストローハットなど)
前頭部の髪の生え際から、後頭部の一番出っ張っているところから少し下の、へこんでいる部分を一周します。
場面によってかぶり方を変える場合は、2か所測ったうちの、大きい方の数字を目安にします。もし、お子さんが測るのを嫌がったら、好きな映像や音楽で気をそらして、その間に素早く測りましょう。それでも無理であれば、寝ているときにこっそり測るという手もあります。
赤ちゃんは「頭囲+3cm」、幼児は「頭囲+1~2cm」を選ぶ
製品のサイズは、着脱のしやすさや、かぶり心地を考えて、実際の頭囲よりも少し大きめを選ぶのがベスト。成長が早い赤ちゃんは「頭囲+3cm」、幼児の場合は「頭囲+1~2cm」が目安です。
ネットで購入するときに大きさが合うか心配な人は、よく伸びる素材や、アジャスターで調節できるタイプを選ぶのもおすすめ。モデルさんの着用画像や、実際に購入した人の口コミも合わせてチェックしておくと、より実際の大きさがイメージしやすくなります。
年齢別の帽子サイズの目安
頭囲を測る以外には、年齢・月齢ごとの平均的な帽子サイズを参考にして選ぶ方法もあります。ここでは、赤ちゃんと幼児に分けて、目安となる大きさをまとめました。
【新生児~1歳半頃】ベビー帽子のサイズ目安

〈新生児~1歳6ヶ月頃の帽子サイズ〉
※以下は、「平均の頭囲+3cm」の大きさを目安として表記
・0~3ヶ月……40~42cm
・3~6ヶ月……42~44cm
・6ヶ月~1歳……44~46cm
・1歳~1歳半……46~48cm
個人差はありますが、新生児から1歳半頃までは、40cmをベースに、3ヶ月ごとに約2cmずつ頭囲が大きくなります。新生児の場合、お出かけする機会はほとんどないものの、退院のときや、ニューボーンフォトの撮影用に購入するママ・パパも多いようです。
【1才半~6歳頃】子供用帽子の目安サイズ

<1才半~6歳頃の帽子サイズの目安>
※以下は「平均の頭囲+1~2cm」の大きさを目安として表記
・1才半~2才……48~50cm
・2~4歳……50~52cm
・4~5歳……52~54cm
・5~6歳……54~56cm
乳児から幼児の移行期に当たる1才半頃からは、48cmをベースに、1年で約2cmずつ頭囲が大きくなります。幼児になると、体格に個人差が出てきて、性別によっても成長スピードはまちまちです。上記でご紹介している大きさは、あくまでも目安として、参考程度に留めておきましょう。